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膝負傷(ACL断裂)

2025年08月06日(水)


先々週の日曜日にソフトボールで膝を負傷してしまい、痛みはないのですが膝がガクッとなり日常生活に支障をきたしてしまいます。

そして先日、整形でMRIを撮影してもらって結果ACL(前十字靭帯)断裂てした。
MRIの画像も綺麗に断裂してましてし、薄々僕もそんなような気もしていたので…納得です。
そして今日はそんなACL断裂についてお話させていただきます。

ACL断裂について知っておくべきこと
ACL(前十字靭帯)断裂は、スポーツをしている人にとって非常に一般的な怪我です。バスケットボール、サッカー、スキーなど、方向転換やジャンプ、急停止が多いスポーツでよく起こります。

ACLの役割とは?
ACLは、膝の中にある4つの主要な靭帯のうちの1つで、太ももの骨(大腿骨)とすねの骨(脛骨)をつないでいます。 膝関節が前方にずれたり、過度にねじれたりするのを防ぐ重要な役割を担っています。この靭帯が切れてしまうと、膝の安定性が失われ、不安定な状態になります。

どのような時に断裂する?
ACLは、以下のような特定の動きで断裂することが多いです。
* 方向転換: 急な方向転換や、地面に足が固定された状態で体をひねる動き。
* 着地: ジャンプ後の不自然な着地。
* 直接的な衝撃: ラグビーのタックルなど、膝に直接強い衝撃を受ける場合。

症状と診断
ACLが断裂した瞬間、「ブチッ」という音が聞こえたり、膝から抜けるような感覚を覚えることがあります。その後、数時間で膝が腫れ、痛みが強くなります。
病院では、医師が徒手検査で膝の不安定性を確認したり、MRI(磁気共鳴画像)を使って靭帯の状態を詳しく調べます。MRIは、靭帯が完全に切れているか、部分的に損傷しているかを正確に診断するのに役立ちます。

治療法
ACL断裂の治療法は、主に2つあります。
* 保存療法: 膝の不安定性が軽度で、日常生活で問題がない場合や、スポーツをしない場合に選択されることがあります。理学療法や筋力トレーニングで膝周りの筋肉を強化し、安定性を高めます。
* 手術療法: スポーツ復帰を目指す人や、日常生活で膝の不安定性を感じる場合は、手術が推奨されます。手術では、患者さん自身の腱(ハムストリングスなど)や人工の腱を使って、新しいACLを再建します。
手術後も、元の生活に戻るためにはリハビリテーションが非常に重要です。手術の成功は、このリハビリにどれだけ真剣に取り組むかにかかっていると言っても過言ではありません。
ACL断裂は、心身ともに大変な怪我ですが、適切な治療とリハビリによって、多くの場合、スポーツ復帰が可能です。もし膝に違和感や痛みを感じたら、専門医に相談して早めに適切な診断を受けることが大切です。
皆さんも怪我に気を付けてくださいね。



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