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下腿部の痛み


下腿部の痛みについて

1. **歩行中や立っているときにふくらはぎに痛みが生じる**  
 特に長時間歩いたり立ち続けると、ふくらはぎに痛みや重だるさを感じる。

2. **下腿にしびれやチクチクする感覚がある**  
 特に足を組んで座った後や、長時間同じ姿勢を続けた後にしびれを感じやすい。

3. **運動中に突然ふくらはぎが痛くなる**  
 ランニングやスポーツの最中に、突然ふくらはぎに鋭い痛みが走ることがある。

4. **夜間や早朝に足がつる、またはふくらはぎが痛む**  
 眠っているときに突然足がつり、その後も痛みや違和感が残る。

5. **下腿が腫れている、または皮膚が変色している**  
 特にふくらはぎが腫れて硬くなり、皮膚が青紫色に変色することがある。

これらの症状は、筋肉の疲労、下肢静脈瘤、末梢神経障害、アキレス腱炎など、さまざまな原因で発生することがあります。

下腿とは膝から下のことを言います。
脛骨(内側の太いの骨:弁慶の泣き所)と腓骨(外側の細い骨)とで構成され、前腕部同様多くの筋肉や神経・血管が通ります。
足根骨(大小7個の骨)からなる足首は、脛骨と腓骨の間に距骨(足根骨:大小7個の骨の一つ)からなる関節です。
靭帯で補強されていますが、様々なスポーツで捻挫を起こしやすい関節です。
なかでも前距腓靭帯損傷は、非常に多くみられる靭帯損傷です。
一般的に「捻挫」と呼ばれますが、中には靭帯断裂を起こすこともあり、当院ではエコーにより損傷の度合いを確かめます。
ふくらはぎは「こむらがえり(いわゆる、つる状態)」を起こしたり、肉離れやアキレス腱(ふくらはぎから踵の骨をつなぐ腱)では断裂することもあります。


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