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病院でこう言われた


整形外科で「治癒」と言われた。
けれど、まだ痛い・動きが悪い・日常生活で不便を感じる・・・。
整形外科は毎日多くの患者様が来院されるため、「医学的な治癒」がベースとなります。
接骨院では、「日常生活上の治癒」を目指します。
どんな些細な異常でも構いません。ご相談下さい。

〔膝関節手術後の痛み〕


〇変形性膝関節症の手術
人間の身体には幾つかの「関節」が存在します。
膝関節、肩関節、股関節、足関節、肘関節、手関節、椎間関節・・・
その中でも我々人間が生活する際に常にストレスを受け続ける膝関節や股関節は特に「変形」を起こしやすい関節です。

ここでは膝関節に発生する「変形性膝関節症」の焦点を当て、医療機関で行われる膝関節の手術方法などをご紹介します。

〈変形性膝関節症の疫学〉
 変形性関節症の患者さんの人数は、年齢とともに増加します。60歳以上の人口の80%以上で、膝関節・肘関節・股関節・背骨に、変形性関節症の所見をみとめるという報告もあります。

 症状は、手足や背骨など全身のあらゆる関節におこります。とくに体重を支える膝関節、股関節や、背骨の腰の部分(腰椎:ようつい)に症状が出ると、日常生活に支障が出やすくなります。

 膝関節の場合は「変形性膝関節症(へんけいせいひざかんせつしょう、へんけいせいしつかんせつしょう)」、股関節の場合は「変形性股関節症(へんけいせいこかんせつしょう)」と呼ばれます。とくに変形性膝関節症の患者は多く、自覚症状がある患者数は1000万人、自覚症状がない(レントゲン画像上の変化のみ)人数も合わせると3000万人の患者がいるといわれます。患者の性別は、女性のほうが男性よりも1.5〜2倍多く認めます。一方、変形性股関節症の患者は120万〜510万人いるとされ、9割が女性です。
(公益財団法人長寿科学振興財団 健康長寿ネットより引用)


変形性膝関節症 進行分類・Kellgren-Lawrence分類


〈変形性膝関節症の手術について〉
変形性膝関節症の手術は膝の状態等により幾つかの術式が存在します。
ここでは、整形外科で良く行われる手術の種類を列記します。

〇関節鏡視下手術
〇高位脛骨骨切り術(High Tibial Osteotmy:HTO)
 A.Open Wedge HTO(Open法 脛骨内側から矯正)
 B.Closed Wedge HTO(Close法 脛骨外側から矯正)
〇人口膝関節置換術(全置換:TKA 部分置換:UKA)
 単顆人口関節置換術(Unicomportmental Knee Arthroplaty:UKA)
 全人口関節置換術(Total Knee Plasty:TKA)

※なお、接骨院では手術を行うことは出来ません。
あくまでも、参考程度にご覧下さい。
ただし、手術後に症状が残存したり、他の部位(股関節や腰部など)に痛みが発生した場合はご相談下さい。
外傷(明確な原因が存在するお怪我)でなければ健康保険の適応にはなりませんが、当院では自費施術も対応しております。